夢と心霊研究

2015年7月 4日 (土)

金縛りは霊や悪魔の仕業?

先日、インターネットで金縛りの記事が流れていたので、記事内容についてコメントします。

ニュース記事を疑え!

■金縛りは霊や悪魔の仕業?

 「あれ、目が覚めたのかな?」と思って薄目を開けても、まだ周りは暗い。よく見ると身体の上に何かが乗っていて、だんだん息苦しくなってくる。
胸の上のものは、この世のものとは思えない。怖くなって叫ぼうとするけれど、声が出せない。逃げようとしても身体が動こうとしない。だんだん焦ってきて心臓がバクバクする。もうだめだ!と思った瞬間に、身体の自由を取り戻して一息つける……。
私もこれまでに、金縛りを数回経験しました。初めてなったときはとても怖くて、金縛りが解けるとともに叫んでしまいましたが、3回目くらいにはなんとなく慣れてきました。
この金縛りというのはもともと、仏教用語の「金縛法」(きんばくほう・かなしばりほう)からきています。これは、お不動さんの名で親しまれている不動明王が、敵や賊を身動きできなくする密教の秘法です。ぴったりの言葉を当てはめたものだと、感心しますね。
世界的に見ても金縛りは、幽霊や生霊、悪魔、魔女、妖精、空想上の生物などが起こす超常現象と考えられてきました。しかし最近では研究が進んで、「睡眠麻痺」という睡眠障害の一つと考えられています。

■2人に1人が経験する

 国際的な研究グループによると、一生の間に金縛りを経験する確率は、40~50%とされています。日本の調査でも、40%の人が少なくとも一回は経験していることが分かりました。
一方で、多くの学生を対象にした調査では5%、すべての年齢を対象にした調査でも6%という低い発生率の報告もあります。
金縛りを繰り返す割合は、国際的な調査では健常人の3~6%と多くありません。一方、インターネットを用いた研究では、金縛り経験者の36%がエピソードを繰り返していました。金縛りになった人の3人に1人は、複数回経験しているということです。思春期や青年期に初めて金縛りを経験する人が多く、主に10~20歳の間に起きているようです。

■脳は目覚めているのに筋肉が眠っている

 金縛りが起きたとき、本人は目覚めていると意識しています。実際、このときに脳波を調べると覚醒状態を示していますから、頭は目覚めています。ところが金縛り中に筋電図をとると、筋肉は全く緊張していません。身体はまだ眠っている状態です。
夢を見ることが多いレム睡眠中は、筋肉は動かないのに脳がかなり活動しています。このときに、脳だけ完全に目覚めてしまうと金縛りが起こるのです。
金縛りの間は、身体のほとんどの筋肉を動かすことができませんが、目玉やまぶたを少し動かすことができます。呼吸するための筋肉は通常通り働いていますが、胸を圧迫される感じや息苦しさを感じることはよくあります。変なものが見えたり聞こえたりする幻覚は、25~75%の人が経験します。
数秒~数分間、金縛りが続き、そのあと自然に身体が動くようになります。他の人に身体を触れられたり話しかけられたり、あるいは本人が強く動こうと思うことで金縛りが終わることもあります。初めて金縛りになった人は、強い恐怖感や不安感を覚えます。何回か繰り返すうちに嫌な感情が薄れたり体験を楽しんだりする人がいる一方で、いつまでもはじめと同じくらいの不安や恐怖を感じる人もいます。

■金縛りにならないために

 睡眠の質が悪かったり睡眠時間が不足していたり、あるいは日中に睡眠をとる習慣があると金縛りになりやすいことが分かっています。
これは、睡眠の後半に多く現れるはずのレム睡眠が、寝ついてすぐに現れてしまうことと関係があります。健常な人を睡眠中に強制的に目覚めさせた実験では、再び寝ついた時にレム睡眠が現れ、金縛りも同時に起こりました。
また、時差ボケのときに体内時計を急にリセットしようとすると、金縛りが起こることがあります。眠るとき、仰向けの姿勢だと起きやすくなります。精神的ストレスが大きな原因とも考えられていますが、関係がなかったという報告もあります。
性格では、偏執的あるいは妄想的な性格傾向がある人に多いようです。躁うつ病や精神安定剤の使用、夜間下肢こむらがえりとの関係があるという報告もあります。
金縛りの回数が多く精神的な影響が大きい場合は、治療が必要です。多くの場合、金縛りは超自然現象ではなく、科学的に説明できるメカニズムで起きることを理解すると、悩みが解消します。
寝室の環境を整えて生活の習慣を見直し、睡眠の質を良くしたり十分な睡眠時間を確保することも大切です。治療薬としては、三環系抗うつ薬が処方されることがあります。

                   (2015/7/2 NIFTYニュースより)

ニュース記事の問題点

この記事にはいろいろと問題がありますね。
まず第一に記事全体に「国際的な研究グループによると」などと抽象的な表現が多すぎますね。情報の出どころをハッキリしておかないといけませんね。第二に金縛りそのものを病理学的に安易に処理しようという発想が見えすぎです。このような研究には超心理学的な立場の人の意見を反映させることも必要ですね。
例えば、金縛りが起ったときに脳波を計ったと書いてありますが、めったに起らない金縛りをどうやって見分けて計ったのか不思議でなりません。超心理学の分野では実験や測定をするときに第三者の立ち合いを行っています。そういった実験が科学の世界では必須ですね。
だから、STAP細胞のように間違った論文を正々堂々と発表してしまうような体質が日本のなかに生まれてしまうのだと私は思います。さて、みなさんは金縛りについて、病理学説か心霊現象説か、どう思われますか?

Yume31

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2014年11月21日 (金)

夢と心霊体験

夢日記を書こう!

 もうすぐ師走ですね。今年はマレーシア機墜落事件、STAP細胞論文不正問題、自然災害では広島の土石流災害や御岳山噴火などいろいろありましたね。私たちもいつ災害や事件、事故に巻き込まれるかもしれないので普段から危険予知などの備えがあればいいと思いますね。
私は毎日、日記を書いていますが自分が見た夢を重点的に記録するようにしています。言ってみれば「夢日記」のようなものですね。そのなかでも今年の8月29日(金)の明け方に見た夢は印象的でした。どこかの河原のようなところで袋に包まれた死体のようなものを誰かの依頼で抱え上げている場面でしたが、その日のニュースで死刑囚2名の死刑が執行されたと伝えていました。偶然かどうか分かりませんが、不吉な夢と不吉なニュースが重なったという体験でしたね。心霊研究や超心理学などで予知のテーマとして夢体験の研究をやってみるのもいいのかも知れません。関心のある方は是非やってみてくださいね。

不思議な現象が起らなくなった

 これまでフィールドに出かけて写真撮影やら実験などを行ってきましたが、今年の9月ころから撮影した写真にオーブなどの不思議なものが写らなくなってきました。それまではフィールド調査をやって何枚かの写真を撮ってみると必ずと言ってよいほど不思議なものが写っていましたが、最近ではさっぱり不思議なものは写らなくなってきたんですね。
どちらかと言えばオーブなどの不思議なものが写っていたほうが心霊調査にはもってこいだと思いますが、どうしてだか最近の撮影した写真には不思議なものが写って来なくなりました。このような出来ごとも心霊研究の世界では研究の価値があるのではないかと思います。下の写真は最近の幽霊ボンボリが現れた場所の調査を行ったときのものです。あれだけ写っていたオーブが一切写らなくなったという現実、本当に不思議としか例えようがありません。
これだから心霊研究は一過性で分析が難しいと言えるのですね。

オーブのジョナサンが頻繁に写った広場
残念ながらもう姿を現さなくなりました。

Rinsi02

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2014年2月18日 (火)

臨死体験と不思議な脳の働き

臨死体験って、あの世とつながっているの?

 最近、世界臨死体験研究学会なるものの登場で、これまで日本ではタブーとされてきた臨死体験と死後世界との関連付けが話題となることがありますが、これらは心霊研究家としては死後存続の解明に寄与する研究として大いに喜んでいます。
でも、どうでしょうか。人間に限らず動物たちの「脳」の研究はどこまで進んでいるのでしょうか。脳の肉体的な構造は医学的にほぼ解明されていますが、夢や思考など、その働きについてはまだ謎の部分が大いにあるのです。
国際臨死体験研究学会(INDES)を創始されたカール・ベッカー博士などは臨死体験と明晰夢や白日夢との関連性については一言も述べられていませんが、明晰夢や白日夢こそ人々の臨死体験を説明するのに重要なアイテムだと考えています。
私は明晰夢や白日夢、臨死体験者でもあるので、当初は何も疑わずに臨死体験は死後の世界と間違いなく関係していると考えていましたが、まだ脳の働きについては医学的に十分な検証が行われていないために、保留にしています。
例えば、エリザベス・キューブラ・ロス女史が調べた臨死体験者200人の体験談などが、そのいい例です。体験者の話を整理してみると同じような特徴がみられます。病室で自分が看取られている姿を見た、亡くなった祖父母に会った、お花畑の中を歩いていたなどがありますね。これらは、私なりに考えてみると人間の脳の構造が同じだから誰でも一様に同じ体験をするのではないかと思います。
本当に臨死体験をしたのであれば、その人によって体験した内容が同じであるはずがありません。それは私たちが生きている現世と同じです。周囲にはたくさんの人や街並み、草花、動物たちがいるのです。臨死体験もまさに様々な話があってまとめにくいものだろうと思います。
このような事を詳細に調べて、それが本当に臨死体験なのかどうか判断する必要があると思いますね。

Brain032

どうして夢を見るの?

 人間に限らず動物たちの多くは夢を見ることが知られています。夢を見ないという人もいますが、それは間違いです。何故なら、人間や動物は眠って夢を見ないと大変ですよね。脳が全て眠ってしまったらそれこそ大変です。寝ている間に身体の制御ができなくなって、そのまま死んでしまうかもしれませんね。
そのような状態に陥らないためにも、寝ている間も起きている時と同じように生命が維持できるよう、夢の役割があるのだと私は考えています。また、魚の世界ではまぐろのように眠らないで一生海原を回遊しているものもいますが、彼らも脳の半分を交互に眠らせて生きていると言われています。従って、私たちも眠ると自然に夢の世界に入っていくように、そこから、それまで眠っていた半分の脳が目を覚まして「夢」という虚像を脳内に送り出してくるのではないでしょうか。

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明晰夢と白日夢とは何か

 不思議な夢の体験に明晰夢と白日夢というのがありますね。明晰夢は金縛りのようなものや別の現実の世界へ飛んでいくようなものがあります。白日夢は白昼、初めての場所にもかかわらず以前訪れた場所のように感じるものや夢遊病者のように他人の意思で動いていたりするようなものを指します。
この明晰夢や白日夢については、まだ学術的に解明されていませんが、私は、これらは脳が錯覚して起きているものと考えています。言ってみればコンピュータの誤動作のようなものです。
従って
 ○明晰夢は身体は寝ているのに脳が起きている状態
 ○白日夢は身体は起きているのに脳が寝ている状態
このような脳と身体の状態を表しているものと考えています。

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不思議な脳の働き

 でも、明晰夢や白日夢が単純に脳の錯覚と言うことでかたずけるのも納得できないところもありますね。脳が錯覚する主な要因は過労だと思いますが、それ以外にも科学的に説明できないものがあるのも事実です。
最近、死後存続についても関心が高まってきていますので、是非、医学の専門家の方たちにも不思議な脳の働きについて研究を進めていってほしいと思いますね。

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心霊研究って本当に面白い世界ですね。

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2013年11月 5日 (火)

石仏に宿る霊

迷信?!この不思議な出来事

 心霊研究で石仏や石塔の調査をしていると、時々、不思議な噂や伝承を見たり聞いたりします。例えば、ある場所のお地蔵さんは、身体の一部に触れると病が治るなどがあげられますね。
私はこのような噂や伝承などは、たんなる迷信のようなものだと最近まで思っていました。でも、下にある写真の石仏に出会ったときに不思議な体験をしましたのでお話します。
この石仏については、ここのブログで以前ご紹介したものです。ことの始まりは、私が石仏や石塔の調査であるお寺の境内にある三界万霊塔に出会ってからです。この三界万霊塔というのは石仏・石塔の世界でもとくに異体字で刻印された文字が多いようです。その理由は未だによく分かっていません。
この三界万霊塔は下の三文字が異体字で表現されていて、その異体字の解読に成功してからのことでした。今年の四月にそのお寺のご住職に三界万霊塔に刻んである異体字について解読した内容を説明すると、不思議なことに、お寺のご住職がその三界万霊塔にまつわる話をすらすらと持ち出されてきたのです。
その時は私もお寺のご住職だから当然の知識をお話されたのだろうと思って別に不思議でもなんでもありませんでした。その後、何度かこのお寺を訪れていますが、今になって分かったのは、同じ頃にお寺のご住職にその石仏にまつわる不思議な夢の体験があったようです。
この三界万霊塔は今から300年ほど前の寛政のころに建立されたものですが、石仏のモデルは当時のご住職(尼僧)でした。この三界万霊塔は万霊塔の部分が異体字で「誰もかれも極楽浄土には自分の力で行きなさい」と表現されていました。言ってみれば、当時の尼僧の方が辞世の句のようにしてこの石仏を遺されていたということになります。
その後、ご住職とも何度かお会いしていますが、お互い不思議な縁となってお話ができるようになりました。異体字の解読とご住職が見られた不思議な夢の体験。この偶然の出来事は何を物語っているのでしょうか、ねえ皆さん。

Sekibutu02

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2013年10月23日 (水)

脳が錯覚する不思議な現象

1.幻視(幽霊など)が見える

 先日、NHKの「ためしてガッテン」で紹介されていましたが、頻繁に幽霊たちや小さな昆虫が見えたりする症状を紹介していましたね。
これは病理学的には「レビー小体型認知症」という病名だそうです。私たちの脳の中に小さな赤い斑点ができて発症する病気です。しかしながら、このほかに東日本大震災(2011/3月)後、親族を亡くされた人たちの中に、不思議な体験をされた人々の体験談も別の番組で放映されていました。
ここで言えるのは、病理学的なものは頻繁に他人には見えないものが本人だけに見えるということですね。心霊研究においては、この「レビー小体型認知症」をよく吟味して心霊体験者の話を聞くことが必要だと思います。
写真は「レビー小体型認知症」の患者の人たちが見る幽霊たちをイメージ化したものです。

Ghost101

2.白昼夢と睡眠錯覚

 これも、つい先日、私自身が体験したものですが、私たちの脳は時々、人が眠っていないのに勝手に睡眠しているものと錯覚して「夢」を脳の中枢に送り出してくることです。
本当に不思議な体験でした。その日、夜遅く床に入りましたが全然眠りにつけなかったので起き上がってから居間でパソコンゲームをやっていました。すると不思議、不思議。時々睡眠中に見る夢が私の頭の中に展開されてくるのです。途中まで、そのことに気づきませんでしたが、どうも、その時の私の「脳」は私が睡眠しているものと勝手に錯覚して「夢」を脳の中枢に送り出していたものと考えています。
こうなると、私たちが時々体験する「白昼夢」と呼ばれるものは一種の脳の睡眠錯覚なのではないかと考えられますね。
「脳の不思議」ってこんなところにも潜んでいるのではないでしょうか。

Yume321

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2011年5月12日 (木)

霊と夢の研究 2

夢は第二の人生である。

 このように夢のことを第二の人生に例えて話されることがある。確かにわれわれ人類は人生を日中の現実の世界と睡眠中の夢の世界で活動していると言っても過言ではない。
夢は脳の働きで生まれるものだとは理解しているが、その枠を超えて夢の世界でも金縛りのような変則的体験をするのも分かっている。前回記述した変則的な夢の世界をもう少し掘り下げて考えてみよう。
夢の世界はあの世とつながっていると前のブログでも記述したが、ここでは筆者の体験に基づいて変則的な夢の世界について解説してみたい。
なお、変則的な夢の体験は主に守護霊と他霊の関与によって起るものに分けることができる。守護霊はもちろん親族の先祖が関与しているものである。他霊は本人とは何も親族的関係がない霊を指し、見た夢が怖かったか怖くなかったかによって良霊と悪霊に分けられる。 

金縛り

 よく金縛りの夢を朝方に集中して見るから、それは脳が覚醒するころだからと医学的に説明しようとする人たちがいるが間違いである。要するに金縛りの夢を朝方によく見るというのは、まだそれらの夢が鮮明にわれわれの記憶のなかに残っているからである。
夜、床に就こうとして布団の中に入ってから金縛りに会った体験報告事例もあるから金縛りの時間帯は一様ではない。何かが自分の寝ている布団の上を移動したり、部屋の向こうからドアを通り抜けて何かが侵入して来るのが分かる。

予知夢

 予知夢も朝方によく見るように思われがちだが金縛りと同様に時間帯は一様ではない。死に直面した親友や肉親たちが夢に現れる正夢や蛇の夢などがその例である。

明晰夢

 明晰夢の多くは体外離脱体験である。特徴は眠りに入るとすぐに体外離脱状態になる。自分の体が大きく揺れたり動いているのが分かる。そして2~3日、同じ夢を見ることである。その夢の場所は夢から覚めて記憶が鮮明なうちに絵にかいておくと、後日、その場所にたどり着いたときに正夢だったということが分かる。

白昼夢

 これは余り世の中で報告事例が少ないように思われるが、私たちは間違いなく白昼夢は多くの人が体験している。日中、急に睡魔に襲われて眠り、目が覚めたときに予知夢のような体験をすることがある。初めて行った旅先の景色や宿の状況が手に取るように分かったりする。手術中の体外離脱体験も白昼夢に含まれる。

その他

 変則的な夢の世界では、まだ説明出来ないような不思議なものがたくさんある。そのひとつが排泄にかんする夢だ。要するに夢の中でトイレを探し求めているものだ。どうして人類はこのような夢を見るのか不思議であるが、神秘体験(講談社現代新書、山折哲雄)によれば、これは一種の精神の「解放」があるからだと述べられている。夢遊病者や痴呆の患者が夜中に徘徊して排泄するのも、これが原因なのではないかと思う。
いわゆる深層心理と呼ばれるものが誘発しているかも知れないが、未だに説明が出来ない夢の世界であり変則的夢の世界として、このようなものは「その他」の項目に入れる必要がある。

Mes

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2011年5月 2日 (月)

霊と夢の研究

「夢」は超心理学で研究すべきではないか。

 よく「夢」の世界の出来事を世間の一部の人たちのなかには、それを「脳」の世界で起る一般的な現象にまとめようとする人がいる。
患者の「脳」のある部位に刺激を与えたら、その患者が美しい音楽を感じたり、天国のような場面が見えた、などの報告事例があるのも事実だ。
確かに「夢」はわれわれ人類というか「脳」を持ち合わせた生命体のなかで睡眠中などに起る現象だということは理解するが、「夢」でも変則的体験と呼ばれる金縛りや明晰夢などのものについては一般論だけでは説明ができないものがある。
たとえば「明晰夢」である。これは病院の入院患者が手術中に、自分の手術の様子を上から見ていたというような報告事例があるように、体外離脱という現象は医学の世界では簡単に説明できない。
筆者も何回かこの「明晰夢」を体験したひとりだ。それは病院ではなく霊魂の憑依を受けている期間に普通の状態で起きた。その夢の世界は驚くほど現実の世界そのままで自分の意思で右や左に進行ができた。目覚めると何かしら疲れが残っている感じだった。電気刺激も与えられずにどうしてこんな夢を見るのだろうか。
このような不思議な夢の世界こそ超心理学という世界で科学的に取り組む必要があるのではないかと筆者は考える。

Yume31

不思議な「夢」の世界を分類してみよう。

 変則的体験のなかで見る不思議な「夢」の世界を分類してみると、下記のように大きく「受動的」、「能動的」になるのではないかと考える。
「受動的」なものには「金縛り」と「予知夢」がある。いずれも外部から霊魂のようなものがドリーマのもとに現れるものだ。「能動的」なものとは「明晰夢」とか「白昼夢」と呼ばれるようなもので、ドリーマの魂が肉体から離れて「夢」で見る現実の世界である。他者の霊魂がドリーマのもとに来るものと、自分の霊魂が抜け出るものに分けることができる。
このように分類してみると、われわれが変則的状態で見る不思議な「夢」の世界は、たんに医学の世界の「脳」の働きだけでは到底、説明できないということになる。

このような研究は「超心理学」という学問の課題なのではないだろうか。

Dream121

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2011年4月25日 (月)

夢と蛇の使い

人類はなぜ蛇の夢を見るか?

夢の世界の不思議な出来事について、昨年、心霊研究の取材で密教で知られる東京の某寺院をたずねたところ、そこの和尚さんから「蛇」にとり憑かれたと思われる青年にたいする除霊の映像を見せてもらった。
この映像は民放の番組でも放送されたらしく、確かにひとりの青年の蛇にとり憑かれたような姿が映し出されていた。下の絵がその時のイメージ図である。この青年はよく蛇の夢を見るのだと言う。

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この「蛇」の夢は筆者も時々体験するものであるが、夢の世界に出てきたり、日常の生活のなかでフラッシングのように脳が感じるようなことがある。この時の「蛇」は決まったようにトグロを巻いているのが特徴で、その後に自分自身に不吉なことが起こりやすい。
いっぽう、「蛇」にかんする伝記書物を調べてみると世の中には驚くほどたくさんあるのが分かる。このように「蛇」にとり憑かれたと考えるより「蛇」の夢をよく見る問題については別の次元で研究したほうがよいのではないだろうか。

「蛇」は不吉を知らせにくる使者だ。

ここのブログでも以前紹介したことがあるが、「失われた文明」(講談社現代新書、著者:A・コルボフスキー)に下記のような記述がある。

 いろいろな大陸のいろいろな民族宗教が持っている宇宙発生神話によれば、陸地ができる前には、すべてが大洋によっておおわれ、この大洋には「蛇」の形をとった創世神が住んでいたといわれる。
大洋と大海のシンボルであった「蛇」(または竜)は、宇宙の混沌、すなわち生命が生まれる前の世界の原始的状態を体現したものであった。それはまたこの原始的状態への復帰を意味するシンボル、大異変と洪水を意味するシンボルにもなった。
バビロンの楔形文字のテキストの一つは、洪水が起こった年を「怒り狂っている竜の年」と呼んでいる。

Snake01

人類共通の夢は遺伝子が関係する。

このように「蛇」は古代のエジプトやメソポタミアなど文明の発祥地などで広く神格化されていたものだというのが分かる。
ではなぜ「蛇」なのか?宗教関係の書物には「蛇」は脱皮するから「死」からの再生のシンボルとして神格化されたとする説が多い。しかしながら脱皮するものは爬虫類にはたくさんいるし、このような説は多くの疑問が残る。
筆者が考えるには、このように人類が共通して見る夢に出てくる「蛇」だから「遺伝子」が関与しているのではなかと思う。従って「蛇」を夢で頻繁に見たり感じたりすることは、「蛇」にとり憑かれているのではなく人類の遺伝子のなかにその秘密が隠されていると考えれば余計な心配をしないですむ。そして、「蛇」は未来の不吉を予知する使者だと考えればよい。

Idensi023

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2011年4月22日 (金)

夢に出てくる幽霊たち

夢の世界は「あの世」とつながっている。

先日、インターネットのニュースで千葉市の主婦が自分の子供を殺害したとして警察に出頭した事件が流されていた。
先に「幽霊はなぜ出るか」という記事を書いていたが、このテーマに沿っているので追伸したい。下記がそのニュース記事である。

◎80年代に2乳児殺害の主婦出頭、すでに時効 (読売新聞)[ 2011年4月20日10時42分 ]

 1982年と84年に生後間もない長男と次男を窒息死させたとして、千葉市の主婦(50)が今年2月、警視庁に出頭していたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 長男と次男は当時、「病死」と判断されていたが、主婦は2人とも「口の中にガーゼを詰めた」と供述。遺体の状況が主婦の説明と一致しており、同庁は20日にも主婦を殺人容疑で東京地検に書類送検する。すでに殺人罪の公訴時効(15年)が成立しており、不起訴となる見通し。主婦は調べに対し、「子供の泣き声がうるさかった」「2人が夢に出てきて、黙っているのがつらくなった」と話しているという。

 捜査関係者によると、主婦は82年2月と84年1月、東京都足立区の自宅で、生後2か月の長男と生後10か月の次男の口に、それぞれガーゼを詰め込み、窒息死させた疑いが持たれている。

Dream021

幽霊の見え方を考察してみよう。

上のニュース記事のように、このケースの場合は「幽霊」は「夢」の世界に出没しているのが分かる。要するに「幽霊」というものは、いろいろな目撃談を分類してみると大きく三つに分けられる。
そのひとつが「脳」の世界である。夢に現れる幽霊、夢の世界ではなく他人には見えなくて本人だけに見える幻覚や幻視の幽霊がある。
二番目に視覚によるもの。目で実際に見えたもの、何かの物体や影が幽霊に見える錯覚がある。三番目には肉眼では直視できなかったが写真やビデオ映像に写りこんだ幽霊である。

このように「幽霊」の見え方を分類しておくと自ずとフィールドワークの際、調査する内容や手法が前もって検討できる。

Man033

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2009年11月13日 (金)

明晰夢と超常体験の調査

Meisekimu01 マット・イシカワさんの超心理マニアのブログで【明晰夢と超常体験の調査】が取り上げられているので、筆者の体験から一部を紹介したい。
◎明晰夢(めいせきむ)とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。Lucid Dream(ルシッド・ドリーム)とも呼ばれる。
このようにウィキペディアでは紹介されているが、一般項目としてはまさにこの通りだと筆者は考える。しかしながら、この発生のメカニズムは一種の生理的現象だとも述べられているが、これは何らかの心霊現象ではないかと筆者は考えている。
筆者の体験から、この明晰夢について述べてみると
先ず
①眠りに入ると、すぐに不思議な夢の世界が始まる。
②まるでそれらの夢は現実の世界そのものである。
③三日続けて同じような夢を見る。
④眠りから覚めると、その夢の世界の出来事をハッキリと覚えている。
⑤眠りから覚めると、脳にある種の疲労感が残る。
こんなところが印象的に記憶に残る。普通の夢の世界と違う点である。
明晰夢と超常体験は関連性があると位置づけてよいのではないかと筆者は考えている。

参考【超心理マニアのブログ】
http://blog.goo.ne.jp/metapsi/e/f4f849bdeaf91ac08d908ac02d7597bb

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