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2019年8月

2019年8月12日 (月)

お盆と七墓巡り

さて、今年も、もうすぐ終戦記念日とお盆がやってきますね。
そのお盆のことで【七墓巡り】についてお話ししたいと思います。
七墓巡りというのは一昔前の日本人の風習のひとつで、昔は各地に【捨て墓】というものがありました。
これは両墓制、すなわち、お寺にお参り専用の墓石を建て、躯(むくろ)は村の共同墓地に墓石を建てずに埋葬した時代の風習のひとつです。
明治になって個人の墓石を建立することが認められるようになったので、この両墓制は時代と共に次第に人々の記憶から忘れ去られたように思います。昔の人々は郷や谷と呼ばれるような地域でひとつの【捨て墓】を持っていたようです。その目印となっていたのが【桜株】や【鳥部(とりべ)】とよばれるような場所でした。2、3年前大坂の梅田の近くで【捨て墓】の跡らしいものが発見されて話題になったことがありましたね。江戸時代のころまで昔の人々はお盆のころになると【七墓巡り】というのをやっていたようです。

桜株/鳥部と呼ばれる場所

目印となっているのは桜の老木の周りに小さな神社やお堂があることでしょう。この場所では昔から幽霊目撃情報やらキツネに化かされたなどの話が残されています。

1908 

昔の地図との照合

昔の地図と照合してみると、桜株と呼ばれる場所の近くに【捨て場】があるのが分かりますね。

Photo_20190812155101  

どうですか、みなさん。お盆の季節に肝試しに近くにある桜株を調べて行ってみたらどうでしょうか。



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