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2019年3月27日 (水)

「学校の怪談」は本当か?

寒い寒いと言っていたというのに、いつの間にか春になってしまいましたね。
さて、今日は日本の幽霊について民俗学的にとらえた著書について紹介します。

日本人の考えた幽霊


幽霊と言うと心霊スポットなどの調査を中心にしたものが中心となりますが、古代の人々が考えてきた黄泉の国や亡霊(幽霊)たちとはどのようなものなのか、そして、どのような信仰や風習があったのかについて述べてあり、この本はちょっと古いですけど、お勧めの著書ですね。
著者:諏訪春雄(1934年生まれ)
経歴:学習院大学 文学部教授


Ghostbook01


学校の怪談と心霊スポット

1、参り墓

日本では古くは両墓制(りょうぼせい)と言って、お寺の境内には格の高い人だけが墓石を建てることが許されていました。そこで、一般の人々はお寺の境内に先祖代々供養できる墓石だけを持ち寄り、そこで死者の霊を供養していました。


Ghostbook02

2.埋め墓(捨て墓)と七墓巡り

このように昔の埋葬方法があったために、一般の人々は村の共同墓地に墓石を建てずに埋葬されていました。
このような場所を「捨て場」と呼ぶ地域もあります。
また、このような場所をお盆の時期などに巡礼する風習も全国的にあったようです。それを日本国内では「七墓巡り」、対馬などでは「七シゲ巡り」などと呼んでいたようです。
このように、昔の人々の葬送の考え方を理解すると、心霊スポットの一部が脈々と蘇ってくるような気がします。日本国内においては「七墓」や「七シゲ」と呼ばれる墓地の目印は、下の写真にある「桜株」という場所が目印のようです。今は多分公園やら学校のグラウンドなどになっているようなので、「学校の怪談」も現実味を増してきます。

Sakura1803 

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