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2018年6月

2018年6月20日 (水)

二ツ塚と黒魔術

6月18日(月)の大阪北部地震にあわれた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
震災はいつどこで起こるか今の科学のレベルでは予知できないので、ちょっともどかしいところがありますね。

さて、今日は先にお話しした「峠の人柱と心霊研究」を、ちょっと掘り下げてお話ししたいと思います。

二ツ塚は各地に点在している

先にお話しした「二ツ塚」というものは、昔の峠道にあるというのを東京都日の出町の二ツ塚峠、檜原村の時坂峠の例をあげてお話ししましたが、他にもそれらしいものが東京都あきる野市と東京都八王子市で確認していますので、二つの例を紹介します。

あきる野市桜尾根の例

Futatsu015

八王子市陣馬街道の例

Futatsu013

このように、昔の街道、古道を歩いてみると、ところどころにこのような石積みのものが二つ並んで見られます。

「二ツ塚」とは何か

関西の方に「二ツ塚古墳」というのが史跡として保存されていますが、学術的には詳しく調査はされていないようです。
ところが、以前、ここのブログでも紹介しましたがリチャード・キャベンディッシュの書いた「黒魔術」(河出書房)にそれらしいものが紹介されています。

【病人の回復を占うスコットランドの不気味な占いでは、言葉の力だけで魔術的リンクが作られる。まず、地面に穴を二つ掘り、一方を「生者の墓」、もう一方を「死者の墓」と呼ぶ。問題の病人を連れてきて、二つの穴の間に寝かせるが、そのとき、穴の名は伏せておく。そして彼が「生者の墓」のほうを向けば回復し、「死者の墓」のほうを向けば死ぬ、という具合に占うのである。】

これは東京都日の出町の「二ツ塚」の説明にあるように「病人」というキーワードが一致します。
日本の「密教」は殆ど口伝だと言われているので、このような奇習のことは深くは分かりませんが、欧米に伝わる黒魔術、カバラなどを参照すると、なんとなく背景が分かるような気がしますね。心霊研究に興味がある方にお勧めの一冊です。

Futatsu016

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