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2018年3月 8日 (木)

平将門ミステリー紀行(城と三すくみ)

みなさん、こんにちは。東京の西多摩地方は今、春の雨が降っています。梅の花も見ごろで、そろそろカタクリの花が咲きだしそうな塩梅です。
さて、今日は「城と三すくみ」についてお話したいと思います。ちょうど今、「空海」という映画が上映されていて、今年は「密教」が脚光を浴びるかも知れませんね。
「三すくみ」というのは神社などで古くから信仰されていましたので、儒教的なものとばかりに考えていましたが、実はそうではないようです。
私の住んでいる近くの山城を散策していると、この「三すくみ」が神社やお堂などに配置されているのに最近気がつきました。「三すくみ」についての学術的な論文は見当たりませんが、この「三すくみ」というのは平家の城であったことを物語っているのではないかと考えています。
この下の写真は八王子市とあきる野市にまたがる通称「根小屋城」の周囲の地域で見られる「三すくみ」です。
下の「三すくみ」の絵の作者は不詳ですが、これは平家一族を表しているようです。カエル、もちろん、これは平将門を表しています。何しろ、平将門の首塚にカエルが祀ってあるから、明白ですね。次にヘビ、これは北条家の家紋「三つ鱗」の着物を着ているので、北条家そのものです。ナメクジは出所がよく分かりませんが、平将門、北条と続くから、ナメクジは平家御三家の残り、後北条だということが分かりますね。

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八王子市の浄福寺城跡案内

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浄福寺城跡界隈で見られる「三すくみ」

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どうですか、みなさん。「三すくみ」って、地元の城を守る「根小屋衆」って人々の「合い言葉」のような合図の役割をしていたのではないかと考えますが、どうでしょうか。みなさんのお近くにも平家の城があるんだったら「三すくみ」探しをやってみたらどうでしょうか。
知らず知らずのうちに密教という、とんでもない秘密の扉を開いていることに気がつき背筋がゾクゾクしてきますよ!

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