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2016年8月 7日 (日)

異界の記憶(七曲峠の掟)

「七曲峠」とはなにか

みなさん、こんにちは。関東地方も7月30日に漸く梅雨が明けて夏本番かと思いきや、早いもので、今日8月7日はもう立秋です。さて、今日は各地にある七曲峠(ななまがりとうげ)の由来についてお話ししたいと思います。現代人は七曲峠というと、単純に七つの曲がりくねった坂道がそこにあるからだと答えが返ってきますが、実はそうではありません。そこには昔の人々が考え出した近親相関回避の知恵が隠されていたのです。昔の村は規模が今よりもずっと小さくて大体が親族関係で構成されているのが分かりますね。例えば、東京の八王子市に行くと石川町という町があります。古い石造物を調べていると、石川町はかつて「石川村」と呼ばれていたことが分かりますね。従って、この辺りには石川という姓の家が多いのです。このように、昔は村というと40~50軒程度の小さな集落で親戚関係の人たちが辺りに住んでいたのです。ところが、村の中で親戚同士の婚姻が進むと当然、近親相関という問題が沸き起こるために奇形児などが生まれやすくなるのです。これを避けるために考え出されたのが「七曲峠の掟」ですね。要するに、女性は結婚するときは近親相関を避けるために村の外に嫁がせる習わしがあったのです。そして、女性が村の外に嫁いで行くときに通る道が「七曲峠」であって、この峠を越えた女性は、もう自分が生まれた村には何があっても帰ってきてはならないという掟があったのです。このような昔話を聞くと女性を差別する発言だと憤慨される方もいらっしゃるかも知れませんが、古人の知恵なのです。現代社会において、奇形児が誕生する背景には人口が余りにも爆発的に増えたせいで、この「七曲峠の掟」というものが忘れ去られているのも要因のひとつなのかも知れませんね。

Nanamagari101

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