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2016年6月25日 (土)

異界の記憶(日本的たましいの原像)

みなさん、こんにちは。梅雨空でうっとうしい毎日が続いていますね。九州、熊本、大分地方では大地震後の大雨で大変だと思いますが、被災された皆さん頑張ってくださいね。
さて、今日は心霊研究に役立ちそうな一冊を見つけてきましたので、この本の紹介とこの後暫くは私が調べた日本的たましいの原像についてお話ししたいと思います。

心霊研究に役立つ一冊です

この本の著者は久野昭(くのあきら)で、私も殆ど名前も知りませんでしたが、この本には柳田邦夫や折口信夫など民俗学などで有名な研究家たちが調べたもののなかで、日本人が考えた死後(異界)の世界のことが比較的に分かりやすく纏められています。例えば、これまで私が調べてきた心霊スポットなどには昔の人々が考えた異界の姿が見え隠れしてくるのです。あの世とこの世の境界(結界)はどうなっているのかなど、昔の人々が考え出したものがよく調べ上げられています。
これまで私もいろいろな民俗学の本を読み漁ってきましたが、この一冊である程度、昔の人々が考えた民俗的風習などがよく理解できるものと思います。心霊スポットの調査などに興味がある方の必読本ですね。

本の紹介

 1.著書名:異界の記憶
 2.副 題:日本的たましいの原像を求めて
 3.出版社:三省堂
 4.著 者:久野 昭
 5.初 版:2004年3月1日


詳細はここ

 https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/ikai_no_kioku.html
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古い石仏や石塔の周辺で起こる怪異

現代の私たちは路傍にある古い石仏や石塔が、なぜ、そこにあるのかなんて深く考えたりはしませんね。ただ、確かなのは昔の人々はそれらに魂を吹き込めていたのです。魂を吹き込めるとは、文字通り死者や生贄を必ずと言ってよいほど石仏や石塔の周りに埋葬していました。それは昔の遺跡周辺から出土するという「一字一石」「多字一石」などの経石というものから判断できますね。下の写真は呼ばわり山と呼ばれる今熊山の山頂で見つけた山神、地神、水神の石経塚です。仏教では経石と呼ばれますが神教では石経塚となっています。私も何度か体験しましたが、このような場所の周辺で超常現象や怪異とよばれるような体験談を耳にすることがありますね。

Douso012

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コメント

「異界の記憶」という本のタイトル、著者は初めて知りました。
やはりこういうレアな心霊の本は本屋では入手するのが難しく、Amazonで購入するのがベストなのではと思います。

投稿: サラスワティ | 2016年6月26日 (日) 16時43分

サラスワティさん、こんばんは。私も久野 昭さんという方はよく知りませんでしたが、全国的にみれば、このような研究者は探せばたくさんいるはずですね。このような方々が超心理学の世界にたくさんいらっしゃれば、活動も活発になるのではないかと思います。話は変わりますが、今晩21時からNHKスペシャルで諏訪神社の「御柱」が放送されますね。この「御柱」こそ、日本の生贄のルーツそのものなのです。昔、7歳になった男の子を選んで「一年神官」をやらせて、その後に生贄として御柱の下に生きたまま埋めていたようです。昔の人々が考えた神事とは、まさに、そこに魂を入れるということだったんですね。よかったら見てくださいね。

投稿: 管理人 | 2016年6月26日 (日) 19時11分

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