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2016年5月

2016年5月 2日 (月)

福井県と水と語源の話

熊本地震で被災された皆様、頑張ってください!

いよいよ五月のゴールデンウィークが始まりましたね。熊本地震で被災された皆様も後かたずけで大変だと思いますが、頑張ってくださいね。私も出来ればボランティアに出向きたいと思いますが、募金だけで今は何もできません。 昔、高校生の頃に私の家も水害にあって大変な思いをしましたが、その体験を作文にして発表したら県から優秀賞をもらって感動したことを今でもよく覚えています。災難も考え方によれば災い転じて人生の活力になるのだと思います。

五行思想と五つの漢字の解読

さて、今日は中国から伝わった「五行思想」から「水」の成り立ちを解読したいと思います。五行思想では万物は水と木、金、火、土から成り立っていると説明していますが、そもそも、これらの漢字は中国の占術から派生したのではないかと考えています。 よく漢字の成り立ちを象形文字から派生したという説が多々ありますが、私は原型の文字は占いから派生したと考えています。では五行思想に出てくる「水、金、火、木、土」の五つの漢字を解読してみましょう。 この五つの漢字の成り立ちは下の図の通りです。「水」については後ほど説明します。「金」は金属の屋号と王と八、「火」は日本の歌舞伎役者の顔を連想すれば目がつり上がっているのでよく分かりますね。「木」はすなわち「十八」、これは月信仰の十八夜のことを表しているのだと考えています。「十八夜」は月待ち六観音の初日で「聖観音」が主尊です。「土」は「十一」、すなわち「刻の始まり」を表していると考えています。

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「くのいち」から「水」を読み解く

以前、「くのいち」ミステリーについて漢字の語源を説明しましたが、この「くのいち」の読み方で「水」を解読すると、図の通り「ふくい」という読み方が浮かび上がってきます。この「ふくい」の地名由来を調べてみると、「ふくい」:よく水が湧き出るところの意味で地名では福井、脹井、福居、福生などがある。このように説明されていますね。八卦から見ると漢字の「水」の語源となったことがよく分かります。 また、福井県は古くは「北ノ庄」と呼ばれていましたが、時の藩主が「北」という地名を忌み嫌って改名したと伝えられています。この「北」こそ八卦の方位占いでは「水」を指しているのです。驚きですね、私の住んでいる近くに「福生市」がありますが、この福生も元をただせば「ふくい」から派生しているのです。確かに福生市は地下水が豊富にありますので地名の由来となったことがよく分かります。

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「ふくい」と井戸の話

私の住んでいる「あきる野市」には面白いことに古い井戸が二つあります。井戸と言えば昔は村の何か所かに井型の井戸が点在していて、そこで人々は飲み水やら洗濯水として利用していましたが、聖水と呼ばれる水は神社やお寺から汲んで使っていたのだと考えています。「あきる野市」をこれまで歩き回ってきましたが、不思議なことにあきる野市内には約50の神社と50の寺院がありますが、その中でも阿伎留神社と比丘尼(びくに)寺跡にしかこのようなタイプの古い井戸がなかったのです。阿伎留神社は形が四角で比丘尼寺跡のものは円形、すなわち「まいまいず井戸」と呼ばれるタイプのものです。「まいまいず」とは「かたつむり」の殻の形から、そう呼ばれているようです。 このように井戸の形も神仏によって形が分けられていたように思います。井戸は水が湧き出るところですね。 どうですか?皆さん、「ふくい」の地名由来について理解できましたか?

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