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2015年5月18日 (月)

迷信浪漫(方違)

あなたは迷信を信じますか?

 密教などで使われる占い、祈祷などを迷信などと言って信じない人たちがいますが、その人たちも、結局、年末年始やお盆などの行事には疑問も持たず参加されていますね。
私も昔は占いやら祈祷といったものは全て迷信だと信じていました。でも、一度、心霊体験をしてみると占いやら祈祷というものに人間の持つ不思議な能力の存在というものに気づかされます。
今日、ここで取り上げるのは方位占いですね。平安時代のころより人々は旅に出たりするときに方位占いというものをやってから、自分の進む道の吉凶を判断していたのです。もし、自分の進む方角が凶と出た場合は、目的地にまっすぐ進まず迂回して行っていたようです。これを方違(かたたがえ)と言っていたのです。
こんなのは、ただの迷信!なんて思っている人はいませんか?

文字の語源にも「方違」がある

 異体字の研究をしていると、そもそも漢字というのは占いから始まったというのが分かりますね。中国で生まれた漢字は、もともとは「象形文字」、すなわち亀の甲羅や動物の骨などを焼いて、そこに現われた亀裂から運勢を占っていたことが知られていますね。従って、漢字の起源は「占い」から生まれたと言っても過言ではありません。
下の卍(まんじ)と惡(あく)の文字から紐解いていきましょう。図に示しているように卍も惡も言ってみれば「方違」から作られた文字という説が占いの世界にはあるのです。確かに「卍」は真っすぐではなく迂回しているのが分かりますね。「惡」も同じです。亞と心で「惡」という文字になっていますね。

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「方違」の効能

 例えば、みなさんに、仕事先で嫌な人に会うという不安があるとしましょう。この時に「方違」という、「う回」の道順を使って目的地に行く事です。「う回」、すなわち、いつもとは違った道順を通って、そこに神社やお寺があったら、お参りして目的地に行ってみましょう。そうすると、目的地に着いたとき自分の心の奥にあった不安が無くなっていることに気がつきます。これが「方違」の効能なのです。

Psy1187

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コメント

方位占い、初めて知りました。興味深いですね。
ただし、超心理学ではあまり際って研究されておらず、やはり実験の環境作りが難しいからでしょうか。

投稿: サラスワティ | 2015年5月20日 (水) 20時59分

サラスワティさん、お久しぶりです♪~
方位占いなんて、迷信だなんて現代人はそっけない態度をとりますが、どっこい、昔は占いが私たちの生活の中心にあったんですね。要するに迷信を実践していたということでしょうか。それで、お寺とか神社を村の鬼門の方向に建てていたんですからね。迷信もバカにできませんね。

投稿: 管理人 | 2015年5月21日 (木) 20時53分

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