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2014年5月27日 (火)

寒念仏狂想曲

凶の連鎖反応はなぜ続く?

 最近というか、いつの時代にも起ることのように思いますが世界各地で悲惨な事件や事故が相次いで報道されていますね。アメリカインデアンの諺に「人間は地球を支配するが地球は人間を支配しない」というものがありますが、これは間違いなのではないかと最近よく思います。
地球上では日照りや豪雨などが続くと、その対象地域では人間の気持ちは次第に荒んできて凶悪犯罪やテロなどが多発してくるのではないかと思います。要するに我々地球上の生き物は知らず知らずのうちに地球という惑星に物理的、心理的に支配されているのではないでしょうか。
韓国で起った旅客船の沈没も痛ましい事故でしたが、その後も連続したように地下鉄の事故やら大型商業施設の火災など大きな事故が続きましたね。昔から「ニ度あることは三度ある」という諺があるように、こういうものが超心理学的な事例なのではないかと思います。要するに凶の連鎖反応と言われる類です。

Sewol021


世相を表す寒念仏

私たち日本人たちは、その昔、日照りや干ばつ、火山噴火、地震などの天災は鬼が起こしていると考えていたようです。そこで、戦国時代のころから「鬼の寒念仏」という行が流行り出して日本各地に石塔が建立されだしたようです。私も小さい頃、田舎で寒念仏の行を見たことがあります。先頭に確か和尚さんがいて、その後を信者の方たちが一列に並んでお経を唱えながら進んでいくんですね。
もう、このような風習は既に絶滅しているようで、今では何処に行っても見ることすらできませんね。懐かしい記憶だけが残っています。「苦しい時の神頼み」ではなく「苦しい時の鬼頼み」が根底にあるようです。
その寒念仏の石塔のひとつが下にある写真です。とても不思議な寒念仏塔で上から楔(くさび)のようなものが2本打ちこまれているように見えますね。この石塔を造った人たちは何を考えて2本の楔を入れたんでしょうか。今のところこの寒念仏塔の異体字は謎のままです。寒念仏狂想曲といったところでしょうか。どなたか解明に挑戦してみたらどうでしょうか。

Stone032


あのなかに鬼やまじらん寒念仏

寒念仏というのは昔は一月の宗教行事だったようです。確かに、いろいろな伝記などを調べてみると、そのようなことが書かれていますが、実際に現場に行って建立時期を調べてみると一月以外にも二月、四月、六月、八月といったものがありますね。どうしてでしょうか。これもまだ解明されていない謎の一つです。
私たちの身の回りにはいつも怖い鬼がいると昔の人々は考えていたようです。世の中を渡り歩くひとつの知恵だったのかもしれません。

Ohtsue12

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