« 一村一刑場と見分け方 | トップページ | 日本の石仏文化と心霊研究 »

2013年3月13日 (水)

黄金伝説と処刑場

黄金伝説の謎がひとつ解けた!

 ここのブログで以前取り上げた東京都檜原村の金銀埋蔵伝説、「朝日さし、夕日輝くその奥に行って帰って杖の下」という伝説である。
これまでに地元の民話や伝記などをもとに、その場所を限定して調査を行っていたが、そこは処刑場の跡だという結論に至った。
その理由は次の通りである。

1.この文言にある「杖の下」の杖は人頭杖(にんとうじょう)、すなわち
  地獄に墜ちてきた人間が地獄に行くか、天国に行くかとの裁定を行うも
  のであること。

2.全国各地にこの文言の黄金埋蔵伝説があること。

3.人頭杖のある場所は山の尾根にあって、金銀の埋蔵は地形的に不可能と
  考えられること。

4.人頭杖のある場所が、ほかの処刑場跡と環境が酷似している。

以上の4点である。従って、全国にある黄金埋蔵伝説、特に「朝日さし・・・」の文言がある場所は、そこが処刑場跡と考えるのが妥当である。
下の写真は檜原村の金銀埋蔵伝説場所で発見した人頭杖と石仏である。

Nintojyo013

下の写真は人頭杖の近くにある百番供養塔、庚申塔などの石仏群である。見るからに、このような場所は供養を行った形跡であり、大量の金銀を埋蔵するのは不可能だと考えられる。

Nintojyo014


 

|

« 一村一刑場と見分け方 | トップページ | 日本の石仏文化と心霊研究 »

フィールドワーク」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/113163/56945281

この記事へのトラックバック一覧です: 黄金伝説と処刑場:

« 一村一刑場と見分け方 | トップページ | 日本の石仏文化と心霊研究 »