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2012年10月14日 (日)

封印された超常現象の科学

地道な研究しかない。

今週というか、もう先週になってしまったがノーベル賞週間で京都大学の山中教授が生理・医学賞を受賞されたというニュースが国内を駆け巡った。やれ尖閣諸島の領有権やら国内政治の混乱ぶりなど暗いニュースが続く中、久しぶりに明るいニュースだ。その矢先、やはり日本の研究者がiPS移植論文疑惑が持ち上がったことは誠に残念であった。
誠に残念であったというより、超心理学という世界でPSI現象というものを研究している人間にとっては、同じように研究する立場として他人事ではないような気がする。超心理学で扱う現象はどれも再現性に乏しい。私も何度も現地調査を繰り返してはいるがPSI現象というものは再現性が乏しいから「データをねつ造しちゃえ!」とか悩んで考えたりもすることがあるが、それではいつまでたっても成功しない。
何事も地道にやるしかない。それが科学の常道だと思う。
先週は明治大学の石川教授の新刊「封印された超常現象の科学」の読み直しだ。この本は石川教授が月例会の担当をされていたころに、よくお話を聞いていたものが中心に紹介されているので文章を読んでいくと頭の中にその様子が浮かんでくるから分かりやすい。

超心理学研究者の心得

この本の冒頭で石川教授が述べられているのは「超心理学・超能力に関する7つの誤解」である。
超心理学を志す人々は、先ず、この7つの誤解と向き合わないといけないから大変だ。世間の多くの人々は人間の超能力やら超常現象というものをTVのバラエティものとしか考えていないから、この7つの誤解をちゃんと説明できるようにならなければならないと思う。

誤解1:超心理学はオカルト研究である。
誤解2:超心理学者は超能力の存在を信じている。
誤解3:超心理学はずさんな研究をしている。
誤解4:超心理学の扱う現象には再現性がない。
誤解5:超心理学は130年の研究にもかかわらず成果がない。
誤解6:超能力があるとすれば科学が崩壊する。
誤解7:超能力があるとすればカルト宗教を擁護してしまう。

以上が石川教授が述べられている7つの誤解である。これらの誤解にたいして真摯に取り組むことが超心理学の研究者には必要なのだと言える。

Para032


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コメント

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投稿: hermes belts onlines | 2012年10月20日 (土) 04時04分

Thanks for watching & your comment.

投稿: bloger | 2012年10月21日 (日) 16時23分

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