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2012年4月13日 (金)

不吉な場所と両墓制

なぜ両墓制という奇習を行ったか

 「忘れ去られた奇習」で紹介したように古代日本には死者の埋葬に両墓制という奇習があった。何故、そのような奇習を昔の人々は行っていたか、いろいろ文献を調べてみたが余り詳しい資料は見当たらなかった。
その後の調査で、いろいろな資料から分かってきたのは、お寺に亡骸を埋葬するのは、それがお寺と言う神聖な場所を汚すからだと考えられていたからだ。従って、お寺には先祖代々の「祀り墓」というものを建立して亡骸はお寺の外に埋葬したというのが両墓制らしいというのが分かってきた。
亡骸を埋葬する「棄て墓」というものは地方によっては目印に祠のようなものを建てている場所もあるが、関東地方においてはそのような風習は余り見られない。昔の人が葬式のことを「野辺送り」と呼んだのも、どうもこの「棄て墓」に語源がありそうだ。「祀り墓」はお寺の境内にしっかりと建立してあるが、その奇習が失われて来ると「棄て墓」の所在は人々の記憶から次第に忘れ去られてどこにあったのかが分からない現状である。

不吉な場所と両墓制

 下に示す地図は筆者の地元で知られている交通事故など不吉なことが多発する場所である。新しい道は今から20年ほど前に完成して現在は旧道を通る車はあまり見られない。問題の場所は地図上で円で示している旧道の一角であるが、その場所は旧道の小さな橋付近である。橋の両側には写真にあるように庚申塔と祠が建立してある。そして橋の欄干にはお札がくくりつけてある。なんとも異様な光景である。
その場所を調べていると「祀り墓」のあるお寺が近くにあり、そのお寺からは不吉な場所は方角的に東北にある。「忘れ去られた奇習」でも紹介した交通事故の多発する場所と方角的にほぼ一致する。
従って交通事故や不吉なことが多発する場所では、この両墓制を調べる必要があるということが分かる。

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なぜ庚申塔を建てたか

 昔の民間信仰には挿絵の通り大きく三つの要素があったと考えられている。呪術(じゅじゅつ)、巫術(ふじゅつ)、占術(せんじゅつ)である。
呪術の呪はのろい・まじないを表し、巫術は死者との交霊、占術は星占いや方位占いなどを表している。従って、これらのことを考えてみると庚申塔は主に「まじない」として鬼門と呼ばれる場所に建立したのではないかと考えることができる。
このように交通事故や不吉なことが多発する場所を調べて行くと「両墓制」という奇習の現場にたどり着く。心霊研究においては、この両墓制を調べることも重要なテーマである。

Shaman022

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コメント

繰り返しになりますが、ご理解いただけていないようなので、もう一度書かせてもらいます!

ブログの冒頭にご自分で書かれてた文章が、自己矛盾している事を指摘しているのですが、お気づきになりませんか?

初歩的な文章の矛盾を、指摘しているのですが?

文章の削除か修正をよろしくお願いします。


それと、超心理学はこのブログの主張のような狂信的で信仰のようなものではなく、もっと科学的で客観的、冷静な論理に基づくものだと思いませんか?

超心理学という権威を信じたい、頼りにしたい気持ちは分かりますが、ここでの主張は超心理学からかけ離れ過ぎています!


もう少し超心理学とは何かを、お考え頂けないでしょうか?


投稿: フォックス モルダー | 2012年4月14日 (土) 02時04分

フォックス モルダーさん、おはようございます。

学問の世界というものは、いろいろな角度から物事を専門的に研究されている方々がたくさんいます。そのひとつをフォックス モルダーさんがおかしいと考えられて意見されるのは自由です。

超心理学の世界でも研究者の方は様々です。音楽家もいらっしゃれば物理学者、TVディレクター、哲学者、会社員、会社社長などです。

前にもお話ししました通り、いろんな意見をもった方々が超心理学の世界でも活躍されていますが、みなさん目標とするものはひとつです。それは世の中の不思議な出来事を解明してやろうという考え方です。
私も超心理学を勉強し始めたころに、今後の活躍を期待していますという温かい言葉を専門家の方にいただいたことがありますが、それでいいのではないかと思います。
とに角、超心理学という世界は謎だらけで、とても研究には面白い世界です。

投稿: 管理人 | 2012年4月14日 (土) 11時17分

フォックスモルダーさん、あなたは超心理学について科学的な視点を持っている方だと思います。実験科学的、論理学的な考察ができていないということでしょうか。けれど、ここは議論の場ではないと私は思いますよ。超心理学会のリンク先に管理人さんのウェブページがあるのでほおっておけないのかもしれませんが、やはり客観的な意見であっても何度も執拗におしつけがましく言うものではありません。あなたは喧嘩をうっているようにしか感じられません。そして、個人的な意見ですが、私は管理人さんの研究は超心理学という学問からあなたのいうように大きく間違っているということはないと思っています。もしそうであれば、超心理学会のウェブページを管理している方々からこのウェブページを消されていることでしょう。

投稿: サラズバティ | 2012年4月14日 (土) 16時40分

サラズバティさんにコメントをしている訳ではありませんので、あなたが勝手に喧嘩をうっているように感じられようが、そんな部外者の感情を管理人さんに変わって代弁してもらっても困ります!

誤解されると困るので言っておきますが、私は管理人さんとの冷静な話がしたいだけで、喧嘩をうっているつもりはありません!

わざわざ面識もあり、同じ学会員に対して喧嘩をするつもりも資格もありません!


超心理学が、超常現象の謎を解き明かすための学問であってほしいと願っていますし、だからこそ冷静な科学的根拠に基づく論理的思考で、研究をしてほしいと思っているだけです!

私は管理人さんとは超心理学を手段にして、死後存続の謎を解き明かすという目標に関しては、同じです!

だからこそ、今まで意見を書かせてもらいましたが、超心理学をどれだけ理解されているか分からないサラズバティさんに、感情論でのご批判は非常に残念です!

もう今後は管理人さんへのコメントは、控えますがサラズバティさんへは今後も色々とコメントをさせてもらいます!

もし管理人さんが気分を悪くされているようでしら謝ります!

今まで私のコメントに対して、返答をありがとうございました!

最後にお礼を申し上げておきます!

今後も月例会等で、お会い出来るのを楽しみにしています!


投稿: フォックス モルダー | 2012年4月15日 (日) 23時40分

返事が遅くなりましたが、いろいろご意見ありがとうございます。

超心理学という世界には最近若い方の関心がでてきたように思います。月例会にも初参加の方が目立ってきてますし、これは昨年、超心理学にかんするTV番組が何本か放送されたのも影響しているように思います。私も微力ながら頑張っていきたいと思いますので、今後ともご支援をお願いします。m(_o_)m

投稿: 管理人 | 2012年4月17日 (火) 22時22分

モルダーさんもいちいちもーいーじゃないですかw
気持ちはわからなくもないですが、寧ろ大人気ない感じしてなりませんが…
わざわざ降りていらっしゃらずともいいでしょうに
まーつっこみどころも内容についてもわかる人にはわかる訳ですし、各々のスタンスで調査するなり閲覧するなりすればいいでしょう。
死後の世界は間違いなくあるのでしょうし…
ま、様々な考察や見解もあるのだなぁという程度でよろしいのでは?

と、さてさて、両墓制についてですが、関東圏ではその社会構造や都市機能の成り立ちからして少ないのだと思います。
個人的に、この風習については奇習と云った印象は受けません。
割とミステリアスな取り扱い方をされることが少なくない風習ですが、かつての日本の風土や地形などを考えると、今でいう位牌と同じような感覚で身近なところで詣れる墓を設けたのではないかと思っています。
中には両墓の距離が近いケースなどもありますが、ただ単にこれはそういった風習の名残ではないかと…
特に調べたりした訳ではないのですが、なんとなくそういった感じの物なのかなぁ…と考えています。
むむ…この橋と墓とは鬼門の位置関係にあるようですね。

と、場所にまつわる不思議なあれこれは、単純に方角(磁場)や地形、地殻などから影響を受けるものであるということを前提に、オカルト的には念とかアカシックレコード、物理的にはヒッグス粒子とか次元とか…
空間座標に刻まれたデータみたいな物が作用しているのかな…なんてことも漠然と考えています。

最近、気になるキーワードは"らせん" "ドーナツの穴" "次元" ってなとこでしょうか…

オカルト、宗教、物理学、歴史の究極的なところが絡むと一つの概念に統合できる様な気がします。
あまりアプローチにこだわらずに多角的に物事を見つめていけると何かが見えてくるような…

あ、ちなみに、前回の記事で書かれていた例のオタカラについてですが、自分もちょっと足を運んで様子を観てきました。
文献によるところでは、埋蔵物は千の漆と朱ということですね。
どちらにしても二千もの樽を納めるような場所があるのかと思うと浪漫があります。

"朝日さし 夕日かがやく…" といったお約束のフレーズは、常套句や枕詞的なものと片付けられてしまってることが多い様ですが、これは前の記事でもおっしゃっていたように山頂を示すケースが多いのではと思います。
心理的にもオタカラの隠し場所なんかにふさわしいというか、まとまった量の物品を人目につかずに埋蔵できるといった点でも最適ですしね。
行ってかえって…と、いうと、もう少し北側の山頂付近などが怪しいと思っているのですが…

次回の記事など楽しみにしております。

投稿: earlygirl | 2012年4月19日 (木) 01時54分

いろいろコメントありがとうございます。

earlygirlさんのコメントを大きく三つに分けて考えてみました。

1.私の考えは「不吉な場所は両墓制を疑え!」というところです。みなさんのご自宅の近くにも多分、鬼門と呼ばれるようなところがあると思います。その場所から西南(東北の逆)に100~200m圏内にあるお寺を調べれば祀り墓にたどり着くと思います。まだ私の場合は二例しか見つけていませんが、同じような事例が他に見つかれば学術的なデータが取れるかもしれません。

2.キーワード(らせん)について
私も鬼門と呼ばれるところは、何か人を吸い寄せる力が働いているのではないかと思っているところです。そのひとつが宇宙のブラック・ホールのような作用です。最近、ナショナルジオグラフィックでも地球上にはたくさんの極小のブラック・ホールが通過していることを紹介してましたので、的外れではないかも知れません。

3.黄金伝説について
この伝説は檜原村の名家に伝わっているもので、30年ほど前に黄金伝説ブームがあったときに数名の村人が発掘にチャレンジしたという記録がありました。当時の発掘現場は北谷の山奥を中心に行われていましたが、当時の村人は「杖」の意味を理解できていなかったと思います。まぁ、心霊研究からここにたどり着いた訳ですから、ちょっと調べてみようと思っています。もしお宝を発見したらearlygirlさんにはチョコレート一箱くらいはお届けできるかも(◎´∀`)ノ・・・です。

投稿: 管理人 | 2012年4月19日 (木) 21時19分

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