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2011年12月12日 (月)

幽霊にかんする素朴な疑問

交霊は再現できるか

 世のなかには幽霊たちを恐怖の象徴としてバラエティに面白く、怖く紹介している人たちがたくさんいる。心霊研究のためにいろいろなところに出かけて取材や調査を行っていると、多くの人がそのような視線で質問したり話しかけて来る。
心霊研究においては幽霊そのものが、まるでモンスターのような化け物としてこれまでに取りだされるケースが多いから科学的な調査がなおざりにされてきたのではないかと思う。今日でも下の写真のように幽霊たちは面白おかしく紹介されるケースが多いので幽霊というものは非科学的な存在だと考えている人が多いのではないかと思う。
幽霊について素朴な質問がよく出されるのは「それでは幽霊をここに連れて来て欲しい。それから信じましょう」という要求である。要するに幽霊遭遇の再現性の問題だ。ここで多くの心霊研究家たちは再現させることが出来ず、とん挫してしまう。

Ghost332

交霊は再現できる

 交霊の再現のひとつが前にも述べたように聖なるオーブたちの存在である。オーブが写真によく写るという人たちが私達の身の回りに何人か間違いなくいる。その人たちを探し出して再現実験をやればいい。彼らが写真に写すオーブたちは、それが自然界では起り得ない霊たちの姿を我々の前に再び見せてくれていると考えるべきである。写真のオーブは幽霊ボンボリを調査中に出てきたもので、人が近くにいるときは姿を見せなかった。

Orb333

幽霊たちは臆病者である

 交霊の再現性が乏しいのは彼らが臆病者であるからだ。臆病者というよりも生きた人間に接するのに危険を要すると考えるべきだ。例えば写真にあるように渓流に住む岩魚たちのことを考えてみよう。
彼らは冷たい水のなかでしか生きていくことが出来ない川魚たちである。私達が渓流釣りをして彼らを釣り上げて手にしたとき、彼らの身体は人間の体温でまるで火傷のようなダメージを受ける。長く手に持っていたり、外界に身をさらすことは彼らにとって低温動物だから特に被害は甚大だ。
これと同じことが幽霊たちの世界で起こっていると考えることができる。彼らは我々と違って肉体をもたないし体温というものがない。だから彼らは体験者が一人、二人と少人数の場面を見計らってダメージを受けないように姿を現すと考えるのが自然である。

Fish112

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コメント

眉唾ものな過去の記録は抜きにして、実際、公開の場で再現された事ってなることって無いですよね。
精神世界的な構造みたいなものは存在するのだと思いますが、実際に幽霊が出現するとかそういったことはあり得ない…と、最近強く思うようになってきました。
もしくは確認できたとしても、それは宝くじの確率のように本当にレアな条件下でなのだろうと…
しかしながら、俗に言われる"霊"の存在等については間違いなく肯定派です。

投稿: earlygirl | 2011年12月14日 (水) 14時15分

earlygirlさん、こんにちは。私も心霊研究では時には心霊写真などを懐疑的に捉えることも必要だと思っていますが、それらをちゃんと筋道を立てて説明できなければ意味がありません。心霊研究では俗に言う「怖い、恐ろしい」世界から抜け出さないと霊の世界のことは絶対分からないと思っています。

投稿: 管理人 | 2011年12月14日 (水) 18時48分

私も霊魂の存在を信じたいですが、このブログでの論理の展開を見ていると、その思いとは裏腹にため息へと変わってしまいます!

私は心霊研究などではなく、超心理学にこそその解明が出来ると信じています。

懐疑派の人達は、心霊写真にも筋道を立てて説明をしようとしていますが、心霊研究家達の方が非論理的で心霊主義に偏った思想に基づいて、自分達の都合のいいように解釈しているに過ぎないように思われます!


ラインもきっとそのような怪しい世界に、一線を引くだけの様々な現状を、見て嘆いていたことでしょう!

ただ「怖い、恐ろしい」世界から抜け出すことは賛成できますが、その恐怖感がいろいろな思い込みや錯覚や幻覚をより強固な信念へと定着させている要因である事にも気づくべきです!

投稿: フォックス モルダー | 2011年12月14日 (水) 21時48分

フォックス モルダー さん、こんにちは。
いつも手厳しいコメントありがとうございます。

最近、超心理学にかんする会合などで私なりに感じたことがあります。それは、私たちの周りには間違いなく不思議な体験をした人たちがたくさんいるんだなぁ、ということです。その人たちは自分の体験をこれまでに他人に話すこともなく、こころの奥にしまったままで日々の生活に追われ、あたかも何事もなかったかのようにみえますが、本心は誰かに自分の体験を聞いてほしいと考えているようです。

私も心霊研究を始めて10年近くになりますが、超心理学の世界でもまだ霊魂の調査・分析方法は皆無に近い状況です。

このブログでも以前紹介しましたがE・キューブラ女史の功績としては臨死体験者の体験データをまとめられたことではないかと思います。

このようなことから、私たちは自分でできることを考えて、どんなに些細なことでも心霊体験者の話に耳を傾けるべきではないかと考えています。

心霊研究においては懐疑派も肯定派も目指すところは同じです。

投稿: 管理人 | 2011年12月16日 (金) 09時25分

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