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2011年9月10日 (土)

霊と誘惑現象

三途の川は霊たちの誘惑現象である

 私たちの身近で三途の川の夢を見たことがある人が僅かであるがいるのは確かだ。その人たちの共通の話は三途の川を渡ろうとしているときに、そこが三途の川だと分かってあわてて途中から引き返して夢から覚めたという体験である。
筆者もこの体験をした一人である。それは、やはり霊魂の憑依を受けた頃の体験だ。夢のなかでトイレに行こうとして階下に降りていくと玄関の隅がなんとなく明るい。目を凝らしてよく見ると小さな扉があって、そこから光が漏れていた。その扉は人が四つん這いになって通れるほどの小さな扉で、筆者はその扉からなかへ入って行った。
扉の中は薄暗く、ちょうど裸電球のようなものが点灯していて、入るとすぐに梯子が下の方に伸びていた。恐る恐る、その階段を下りていくとやがて地面に足がついた。不思議なことに小川の流れるような音が聞こえてきたが、その時はわが家の地下に小川が流れていた!と正に現実の感覚だったことを今でも思い出す。これこそ<明晰夢>と言われる夢であったと思うのである。
梯子から降りてしばらく小川の流れる音の方へ歩いて行くと、薄暗い中に川の流れが見えた。水深はそんなに深くはなく対岸までは素足で歩いていけるような感じだった。対岸をよく見ると夜の闇のなかに三人の人影が見えた。暗いからその人たちの顔は見えなかったが、間違いなく人影は3人だった。それから、その川を渡ろうと思っているときに、ここが三途の川だと気がついた。
そして、そこからあわててもと来た場所に引き返しているときに会社の同僚のIさんと出会った。そこで同僚のIさんに、ここは三途の川だから早く引き返そうと話をしているときに夢から覚めて我に返った。ここまでが夢で見た三途の川の体験である。
それから会社に行ってIさんのことが暫く気になっていたが、不思議なことはやはり起った。暫くしてIさんの奥さんが生死を分けるような大病になって入院した。幸い、奥さんは一命を取り留め退院されたが、やはり三途の川の夢は正夢だった。
このように考えてみると、夢で見る三途の川は霊たちがあの世(彼岸)に我々を誘う誘惑現象なのだと考えてもよいと思う。その誘いに乗った人たちが、そのままあの世へと旅立ってしまうのだから三途の川の夢を見たら焦らずに引き返す勇気が必要だと筆者は自身の体験から考える。

Road227

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コメント

怖いですね。でも、自分で渡るかどうかは決めるのですから、強い意志で乗り越えられるのではないかと思います。

投稿: サラズバティ | 2011年9月13日 (火) 20時25分

サラズバディさん、こんばんは。
心霊研究においては、このような夢の世界の不思議な出来事について、まだ本格的な研究は行われておりません。近年、死生学という学問が生まれてホスピタル的な活動が行われていますが、特に鬱症状の人たち、末期患者の人たちのメンタル的な診療に夢の世界の出来事は役に立つのではないかと考えています。日本超心理学会には精神科のお医者さんも何人かいらっしゃるので、出来れば専門の先生方と共同で研究できればと考えています。

投稿: 管理人 | 2011年9月14日 (水) 20時47分

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