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2010年12月29日 (水)

神々の棲む山

大岳山は神々の棲む山である。

今年も残すところ後わずかとなったが、心霊研究活動として一年を振り返ってみると東京都檜原村の調査が一番心に残っている。
心霊研究とは何か、まだまだ研究者のひとりとしては未熟な状態であるが、深い霧のなかを手探り状態で進んできたような気がしている。
そのなかで、やはり檜原村に出会ったことは心霊研究のなかで大きな成果だったなのではないかと考えている。
写真にあるように檜原村を代表する山は大岳山であるが左手には御前山、右手に御岳山がある。なにか神様の両側に二人の愛弟子が鎮座しているようにも見える。
要するに大岳山は神様そのものだと昔の人は考えたに違いない。歴史をさかのぼってみると右手の御岳山にある御岳神社は紀元前91年の崇神天皇時代の創建であり、そのころから檜原村は天領の地だったのである。
この御岳山の呼び方は御嶽とも表記されており、これは修験僧が山篭りする前に行う行を御嶽精進(ミタケソウジ)というのだそうであるが、ここからミタケという山の名が発したものだろう。
従って昔の修験僧は御岳山側から入山して御岳神社で身を清めて大岳山で修行したのではないかと考えてもよいのではないだろうか。
左手に見える御前山はその名のとおり神様の御前という意味で解釈できる。御前山から見える大岳山は圧巻そのものである。
このようにして考えてみると大岳山の右手にある御岳山が大岳山に通じる正面入り口で御前山は裏口にあたるのではないかと考えられる。
いずれにせよ大岳山は御前山と御岳山に守られた神々の棲む山なのである。

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