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2010年7月10日 (土)

ミステリアス・ビレッジ(6)

これまでに長野、東京、埼玉の市町村に出かけて路傍の石塔や石仏を調べているが、特に近隣の市町村では宅地や道路開発などが進んで多くの石塔や石仏は神社やお寺などの一角に寄せ集められていて昔の面影が失われているものが多い。
少なくともお寺や神社の一角にある石塔や石仏の造立由来については、今の時点では近隣のお年寄りやお寺のご住職、神社の神主さんなどに聞けば、まだ由来が言伝で残っている。しかしながら、これから先は石塔や石仏の造立由来を知る手がかりは高齢化が進むと次第に薄らいでいくものと思う。誠に残念である。
東京の檜原村では村内に残る石塔や石仏を【檜原村の石仏(第二集、第三集)】(写真参照)として取りまとめられていて、郷土資料館で一冊300円という手ごろな値段で購入することが出来る。第二集は写真による石塔、石仏の紹介で、第三集は造立場所、年代などがリストに纏められている。
石塔や石仏に興味がある人にはお勧めの一品である。これまでの檜原村の庚申塔や百番塔の調査から言えるのは、少なくとも江戸時代の人々は巡礼や溝中というものを現代の我々からすれば驚くほどのパワーで民間信仰として盛んに行っていたという事実であるように思う。

Hinoharas03

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