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2009年6月

2009年6月28日 (日)

「天地人」と真田一族

Kousin002 今週のNHK大河ドラマ「天地人」もなかなか見どころがあって面白かった。このドラマは今の新潟(越後)が舞台となったものであるが、ところどころに信濃の国が登場している。
このドラマのなかで南信濃の真田一族がよく出てくるが、この真田一族はこのドラマでも取り上げられるように、上杉との盟約を一方的に反故にして豊臣秀吉に寝返ったことが裏切り者として紹介されていた。
この真田一族の生き方は、当時、武田家の家臣として同じく活躍した相木一族と比べてみると同じ南信濃の当時の領主の生き様としてよく分るような気がする。相木一族は武田家滅亡後徳川家に滅ぼされたが、寝返り上手な真田一族は又、生き残った。
昔から長野県は「信濃の国」と呼ばれていたが、今の山梨県(甲州)と同様に周囲が他国である。しかも甲州と違って周囲は十州(上州、武州、甲州、駿州、遠州、三州、濃州、飛騨、越中、越後)に囲まれていたから大変である。真田一族の生き様は、歴史的に見れば当時の生き残り策として正しかったのかもしれない。
筆者が幽霊と遭遇した場所も同じ南信濃である。この地方では以前紹介したように「庚申講」が今でも色濃く残っている。
信濃の国(長野県)は周囲が十州という他国に囲まれていたからこそ、真田一族に見られるような七色変化や忍び衆と呼ばれる生き様が必要だったといえる。
写真は筆者が調査しているM村の民家の前にある庚申塔である。どうしてこのように民家の軒先にあるのかはよく分からないが、なにかいわくがあるのは確かである。庚申信仰、「見ザル、言わザル、聞かザル」こそ真田一族が一大戒律としたものなのかもしれない。

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2009年6月16日 (火)

古代遺跡と霊

Iseki001 筆者のこれまでの七年間に及ぶ長野県M村の調査内容を「古代遺跡と霊」というタイトルにしてドキュメンタリー映像にまとめている最中である。いろいろな人に霊魂の存在を説明するには映像化がなによりであると思う。
とくに隣村で見た縄文遺跡には大変驚かされた。なにしろ今を遡ること7000年~8000年前の遺跡である。昭和四十七年に地元の大学が調査してから初めて縄文時代の遺跡だと確認された遺跡である。そして、そこから十二体の人骨も出土していた。
その縄文遺跡の前には写真にあるように百番塔と庚申供養塔が建立されていた。これは、これまでに筆者がM村の奇跡の森で調べていた光景と同じである。どうして昔の人が7000年も8000年も前の遺跡がそこにあると分ったのだろうか。これは霊魂がそこに宿っているから昔の人々が何かを感じて石塔を建てたとしか説明ができない。
写真に紹介しているように筆者が写した写真の中に不思議なものが一枚あった。これが即、霊魂だとは決め付けられないが、その場所の写真を何枚か撮影しているのに一枚だけこのようなものが写ること自体がおかしい。
古代遺跡にはまちがいなく霊が宿っていると考えた方がよいのではないか。

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2009年6月 7日 (日)

幽霊とひとだまの謎を解く

Psi002 以前、ここのブログで「幽霊とひとだまの役割」という記事を書いたが、その後の考察から訂正が必要となった。
何故、世の中にひとだまと幽霊の二種類の霊魂が存在するのか、これまでに学術的な議論はされていないようである。霊魂の研究を行うものにとってはこの二つの霊魂の存在は死後存続の研究においては謎を解くのに大変重要である。
当初の筆者の考えでは「ひとだま」は屍の近くに出没し、「幽霊」は遠方まで移動し出没すると考えていたが、それではこれまでの目撃談や筆者の体験からも説明ができないものが多いのである。
確かに、筆者の前に現れた「幽霊」と「ひとだま」は同じ日、同じ時間に同時に姿を現していない。
従って、筆者の新しい考え方としては図に示すとおり、死後のわれわれの霊魂の姿が「ひとだま」であって、幽霊は、その霊魂が生前の姿を形に表わしているものだということが出来る。
要するに、以前紹介した「ヤノマミのことば」のように地上に生息するあらゆる生物は死後、その姿を霊魂に変えるということが出来る。あらゆる霊魂の形は「ひとだま」であって、われわれの前に生前の姿を伝えようとする時に、「幽霊」となって姿を見せるのである。
「幽霊とひとだまの役割」・・・これは南米アマゾンに暮らすヤノマミたちのことばの中からヒントを得られたものである。

「ヤノマミのことば」

ジャガー ワニ バク サル
天は精霊の家だ
人間も死ねば天に昇り精霊になる
地上の死は死ではない
魂は死なず精霊になる
精霊もやがて死ぬ
最後に男はハエやアリとなり地上に戻る
女は最後にノミやダニとなる
地上で生き 天で生き 虫となって消える
ナプ(お前たち)も知らねばならない
誰もが同じ定めを生きることを

  NHKスペシャル「ヤノマミ(人間)」から

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