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2009年5月 5日 (火)

庚申信仰の謎

Kousin013 長野県M村を七年ほど訪ねて感じているのは不思議なほどの庚申塔の多さである。民家の軒先やらちょっとした峠で見かける。その庚申塔の側には必ずと言ってよいほど馬頭観音(馬頭尊)がある。隣のK村の庚申塔には<供養>という文字が刻まれている。
筆者の住んでいる町の近くにも、この庚申塔はいくつかあってお年寄りの多くは<庚申様>と愛着を込めて呼んでいるが、これらの<庚申信仰>とはちょっと趣きが違うようだ。
写真に掲載しているのは、このM村のちょっとした峠に建立されている<二十三夜塔>である。最初は何のための塔だろうと考えていたが、調べてみると結局これも<庚申信仰>のひとつだと分った。
この様に長野県M村にはちょっとした石塔に眼をやれば<庚申信仰>の影が見えてくるのである。長野県M村で見られる不思議な<庚申信仰>、ひとつひとつ調べていけば必ず過去にそこで起こった不思議な出来事が蘇ってくると感じている。
以下は東京庚申堂HPに掲載されている<庚申講>にかんする記事である。
【庚申講は平安時代に中国から伝わり、江戸時代に各地で隆盛を極めた民俗信仰で、庚申待ち、守庚申とも言う。一晩中起きていて何をするのかは、特に決まっておらず、各地の伝統に従って行われていたようだ。ただ、今でも全国いたるところに「庚申塔」、「庚申塚」と呼ばれる石塔や社(やしろ)が残っており、かつての人々がこの周辺に集って飲み食いし、語り明かしたのだろうと推察される。】(東京庚申堂HPより)

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コメント

 東京シャドウという西谷アヤさんが書いている小説
に参考文献が載っています。
 確か江戸時代に流行った民間信仰だったと記憶
しています。

投稿: 権の助 | 2009年6月14日 (日) 23時32分

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