« 八人の手を持つ七人塚 | トップページ | 天領の地 »

2009年1月18日 (日)

怨霊のこと

Suwa001 怨霊(おんりょう)という言葉を聴くと一般の人は余りいいイメージを持つ人はいないが、筆者が調査している長野県M村では確かに「怨霊」たる痕跡が村のところどころで見受けられる。
先に紹介した「七人塚」もそうである。その昔、間違いなく供養塔が置かれている場所で悲惨な事件や事故があったのは確実である。村人は忌まわしい事件や事故が起こった場所に祟りを恐れて供養塔を建立したのである。
そのM村には、その昔、一人の女性が嫁いできて姑からきつい仕打ちを受けて、挙句の果て近くの滝から突き落とされて死に絶えたという伝説の滝がある。現在、その滝の傍には小さな神社が建立されているが表向きは一般的な神社として崇められている。
しかしながら、やはり一人の女性が怨念によって滝つぼに突き落とされた場所の近くに神社が祀られているのだから、それは誰も口にしないが滝つぼに突き落とされた女性の怨霊を供養するための神社であるということができる。
人間というものは恨みを抱いて死んだら、その後に「怨霊」がさまよい歩くものなのではないか、M村にある女性がその昔滝つぼに突き落とされた怨念の地を訪ねてみると、そのような実感が湧いてくる。
はてなキーワードでも「怨霊」について次のように述べられている。
【怨霊】生前に何らかの理由で、極度の恨みを他者に抱いた状態で死んだ人の怨念が、実体を伴って現世に出現した状態を指す。古来から「たたる」として恐れられている存在であり、それを鎮めるために神社が作られ対象が祀られた例は数多くある。
写真はM村に建立されている神社である。この神社のすぐ近くには突き落とされた女性の名前のついた滝つぼがある。まさに現実に起こった怨霊の世界のできごとなのである。

|

« 八人の手を持つ七人塚 | トップページ | 天領の地 »

心霊理論2」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/113163/43779021

この記事へのトラックバック一覧です: 怨霊のこと:

« 八人の手を持つ七人塚 | トップページ | 天領の地 »