2020年8月 4日 (火)

現実に起きる【祟り】の怖さ

  みなさん、こんにちは。
梅雨も明けて蒸し暑い毎日が続いていますね。
さて、今日は【祟り】についてお話したいと思います。心霊研究では主に心霊体験のようなものがメインテーマとなってしまいますが、時々、現地調査をしていると、特に多くが古い石造物の近くで不思議な話を耳にすることがあります。それは、一家破産、夢にうなされる、最近、事件や事故に巻き込まれたというような類のお話です。第三者が聞くとそれぞれ別の次元で起こっているような話に聞こえますが、共通点は古い石造物の存在です。心霊研究では、このような石造物にまつわる【祟り】についてもひとつのテーマとして研究が必要と思いますね。
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事例1(ニソの森)

地元の月信仰の調査をしていると、ニソの森という古い月信仰の場所に辿りつきます。ニソの森のニソというのは二十三夜の二十三が訛ってニジュウソウとなり、それが、また訛って二十三になったと民俗学の世界で述べられています。不思議なことに、このニソの森付近で不吉なことが2件起きています。ひとつは一家の破産ですね。もうひとつはニソの森近くにある二十三夜塔が一度破壊されて、その後、修復されているということです。いろいろ情報収集を行っていますが、なかなか地元の人から核心的な話を聞くことはできませんが、私は背景に【祟り】があるものと考えています。写真は2ケ所のニソの森の風景です。普段は誰もこの森には入りません。

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事例2(戦没者慰霊碑)

戦国時代、多くの犠牲者が出た古戦場の近くに昭和50年代に地元の人が戦没者慰霊碑を建立しています。時代を遡ること420年も前に起こった戦争犠牲者の慰霊碑が建立されています。 地元の人に話を聞いてもよく分かる人はいません。太平洋戦争での戦没者慰霊碑くらいでしたら誰でもよく戦争のことを知っているので理解できますが、今から420年前に起こった戦没者の慰霊碑を建立するというのはただ事ではありませんね。私はこれもひとつの【祟り】現象だと考えています。写真は現在の慰霊碑です。

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事例3(夢でうなされる石造物)

これは、私の住んでいる近くで現実的に起こった話で、体験者の方から事のいきさつを聞く機会がありました。不思議なことにこの石造物群のなかの小さな石仏が毎日のように夢に現れるということでした。それ以来、夢にうなされた人は毎日のように、この石造物群の周りを清掃し、花々を供えているとのことでした。

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どうですか皆さん、石造物の【祟り】の怖さ、お分かりになりましたでしょうか。

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2020年7月12日 (日)

怖くなる、千手の誓い!

九州などで大雨の被害にあわれた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。私も昔、水害にあったことがあるので水害の恐ろしさがよく分かります。なにしろ、頭が真っ白になってなにをやればいいか途方に暮れる毎日でしたからね。
さて、今日は五來 重(ごらい しげる)という方の書かれた「日本の庶民仏教」(講談社学術文庫)についてお話ししたいと思います。一言でいうと江戸時代のころまでの人々の民間信仰、すなわち祈祷というものが「命と交換」というようなお話です。心霊研究に興味がある方にお勧めの一冊ですね。

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恐ろしい「千手の誓い」


私たちは仏像の世界で千手観音というものに出会うことがありますが、この本を読むと この観音様が末恐ろしくなります。この観音様の「千手の誓い」とは次のような文言です。

観音大悲(千手観音)は舟筏、補陀落(ふだらく)海にぞうかべたる
善根もとむる人しあれば、乗せて渡さむ極楽へ

要するに、千手観音様は唯一観音様のなかで死者を極楽浄土へ導いてくれる観音様だと説いているのです。
江戸時代まで、この信仰があったようで、和歌山県の海の近くに補陀落山寺というのがあって、ここから「善根」求むる人たちが小さな舟に乗せられてインドから伝わった「補陀落山」を求めて死出の旅に出たというのです。
その数は一人二人ではありません。おそらく、千手観音を信奉していた聖職者たちが補陀落山寺から多数、死出の旅に出ていたことでしょう。古い石造物の中に千手観音が建立されている場所では過去に命をかけた祈祷が行われていたのかも知れません。今から考えると恐ろしいことですね。

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2020年7月 2日 (木)

西多摩地方の月信仰

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西多摩地方にみられる月信仰を小論文に纏めてみました。
とくに、ニソの森については心霊スポットに通じるものがあります。

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西多摩地方の月信仰の研究(PDFファイル)

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2020年6月 6日 (土)

心霊研究に挑戦してみよう!

コロナウィルス騒動もまだまだ収束までに時間がかかりそうですね。
こういう時は自分にテーマを設けて集中することもいいことかと思います。
最近、ロンドンにあるSPR(心霊研究協会)で心霊研究関連の新書発刊を検討しているらしいという情報がありました。
心霊現象などを研究したいと思っている人には朗報ですね。
そこで、私なりに心霊研究の考え方を纏めてみましたので、内容についてお話ししたいと思います。
まず、下の区分表のように大きく【精神的世界】と【物理的世界】の二つに分けます。【精神的世界】は【夢の世界】と【スピリチュアル】に区分します。ここで、夢の世界で見る通称「金縛り」などを取り扱い、スピリチュアルでは霊媒などを主に取り扱います。次に【物理的世界】では【生命現象】、要するに物理学やら医学など科学的な分野を取り扱います。そして【心霊現象】では幽霊やオーブなどの分野を取り扱うという分け方です。これは個人的な素案なので、我と思わん方は、ちょっと考えてみてはどうでしょうか。

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2020年5月 6日 (水)

折口信夫の石こづめ論の検証

毎日、毎日、コロナウィルス問題で大変ですね。
以前、別のケースでアメリカのハワイ大学で学生を集めて何にもしなくていいから実験用住宅に泊まり込む実験が行われましたが、最長3日でみんな実験用住宅から逃げ出してしまったという実験結果を思い出しています。現在、政府が同じような緊急発令でステイホームという号令を出していますが、ここは心理学者などの知恵を借りたほうが得策だと思いますね。
さて、話は変わりますが折口信夫の古代研究のなかに「石こづみ」という話が出てきますが、今日は、この「石こづみ」についてお話したいと思います。折口信夫によると「石こづみ」という風習は古代(多分縄文時代か)から存在し、人が死ぬとその身体から悪霊が抜け出すので、悪霊が抜け出さないように「石こづみ」にするというのが背景にあるようです。民俗学というのは考えてみれば面白い分野であって、その一遍でもかじっていると古い遺跡や石造物から先人たちのメッセージが聞こえてくるような気がします。以下、石こづめの例についてお話しします。

1.万場(よろずば)
  これは本年度早々に紹介したもので、古き時代の死体処理場と思われる例です。無造作に小石が並べて置いてあります。

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2.無縁墓1
  この無縁墓は大正時代に道路工事をしていたところ、庚申塔の近くから複数の人骨が出てきたために、掘り出して近くの寺に埋葬したということが伝えられているものです。

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3.無縁墓2
  この無縁墓は昔の古道沿いで見つけたもので、「石こづみ」の特徴がみられるので古い無縁墓と判断したものです。

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以上のように心霊研究において、このような石積みがある場所と心霊現象事例を研究対象にもできそうです。

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2020年4月20日 (月)

生命とは何か(霊とウィルス)

4月7日(火)に新型コロナウィルス拡散による非常事態宣言が出されて、世の中が物騒な状況となってきましたね。
医療のある専門家の説明によるとウィルスは生物ではないと説明されていましたが、この説明を聞いて過去にここのブログでも取り上げました物理学者のエルヴィン・シュレーディンガーの「生命とは何か」という著書が頭に浮かんできたため、すぐに読み直してみましたが、この本は素人にはちょっと難しい、何しろ物理学者が書いたものですから理解するのに一苦労します。
要するにウィルスというものは生物ではないがDNAかRNAどちらかの遺伝子を持っていると言うのです。
医学的に見た場合、ウィルスそのものが非生物扱いされているのはしょうがないと考えがちなのですが、やはりシュレディンガーが説いているように医学的な面からだけでなく、化学や物理(特に量子力学)の考え方を取り入れて「生命とは何か」を論考する必要があるのではないかと考えます。
シュレディンガーは生物の考え方として「生きているものは物理学の普通の法則に帰着させることのできない或るやり方で働きを営んでいるという結論を出す準備が整ったに違いない」という説明をしています。従って医学的な見地だけでウィルスは生物ではないと断定するのには現時点では問題があるのではないかと考えます。

ウィルスは生物か非生物か

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霊魂は生命体?だろうか

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世の中にはまだ不思議な世界がたくさん潜んでいます。上の写真は以前私の前に 姿を現した幽霊「ボンボリ」です。これこそ、生命の神秘を物語る唯一の証人ですね。

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2020年3月 4日 (水)

先人たちの霊場の目印

  世間ではコロナウィルス騒動で大変な状況になっていますね。みんなミクロの生物たちの仕業ですが、考えてみれば霊魂の世界も同じだと考えています。ミクロの生態系のことは本当に未知のことばかりなので研究に本腰を入れて欲しいところです。
さて、今回は先人たちが残した「霊場の入り口」のサインについてお話しします。心霊研究から石造物の世界を眺めてみると、不思議なほど昔の人々が考えた信仰のことがよく分かるようになります。

霊場の入り口サインは石造物の組合わせだ

各地の石造物を見て歩いていると、霊場のある場所には必ず「庚申塔」と「百番塔」を組み合わせているのが分かります。
東京都檜原村の大岳神社入口にも同じような組み合わせがみられ、そこに「大岳神社入口」の石塔が建立されています。

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東京都あきる野市(今熊山入口)

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長野県北相木村(佐久霊場)

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以上のように各地の石造物を調べてみると、霊場の入り口に建立してあるものは「庚申塔」と「百番塔」の組み合わせだということが分かります。

「奇跡の森」の百番供養塔の意味

石造物に「供養塔」と刻印してあるものは、その石造物が仏式であることを示しています。従って奇跡の森に建立してある「百番供養塔」は仏式であるのが分かります。この場所には、この石塔が一基しかありませんが、建立年が嘉永元年申年と刻印してあります。干支を調べてみると、嘉永元年は戊申です。普通はこの戊申と刻印するはずなのに、わざわざ「申年」と刻印したのには理由があるからだろうと考えています。すなわち、干支の申(さる)に庚申(こうしん)を掛け合わせて、この場所が「霊場」の入り口だと言っているのではないでしょうか。

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2020年1月 5日 (日)

万場(よろずば:死体処理場)とはこんなところ

  新年もあっという間に過ぎていきます。
以前、このサイトで万場(よろずば)のことをお話ししましたが、当時は草が生い茂っていたために全容がよく分かりませんでした。
万場は番場とか萬場というような呼び方があって、いちがいに全てが死体処理場というものではないようです。
まず、近くに万場という地名が残っていること、次に坂のある場所などが考えられます。その次に写真にあるように石ころが無雑作にに積んである小さな広場があることでしょうか。このような場所を何も知らずに素通りしたときなど、人によってはその夜、金縛りにあったりするのではないでしょうか。心霊研究ではこのような場所も注意して確認することが必要です。

万場坂に目印の道標がある

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万場を横から見たところ

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無造作に石ころが積み上げられている

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以前、この場所には注意案内がありましたが、現在はありません。

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2020年1月 3日 (金)

正月からオーブ

あけましておめでとうございます。
今年も心霊研究によろしくお付き合いください。

さて、今年は新年早々、どうしたことか参拝に行ったらオーブが神社本殿のところで一個せせら笑ってでもいるように映りました。
一応、レンズのホコリは映すときに毎回気をつけて拭いていますが、それでもオーブは映ってきます。
みなさま、今年もよろしくお願いします。

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2019年12月16日 (月)

超心理学再始動!来たれ不思議体験者諸君

去る12月15日(日)、JSPPの会合が東京神田神保町で久しぶりに開催されました。
細々とではありましたが調査研究をやっていてよかったという瞬間でした。
やはり、超心理学という分野は日本国内には広く浸透していませんが、今後、様々な分野での応用が期待されるものであると確信しています。
次回は来年3月に開催が予定されています。人類の不思議な体験に興味がある方は是非JSPP(日本超心理学会)の扉を叩いてみて下さい。きっと、自分の中にあるモヤモヤとした気持ちがスッキリすること間違いありません。

写真はJSPPの会合を主催された小久保先生の研究発表画面です。
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«自然に物が動く「物体移動」の不思議